THE LAUGHING WOLF

便所のお供に、是非。

M-1グランプリ2025

たくろうさん21代目王者おめでとうございます!

ワードだけで笑わせる態勢をフリで整え、ひ弱な見た目から強烈なパンチラインを連発し、優勝を圧倒的な力で掻っ攫っていきましたね

最終決戦のネタ後の客席のどよめきは、爆笑を超える感動が巻き起こっていたことを表していたと思います

久々の関西勢の王者ですが、どことなく東京みのある笑いでした

にしても檜原さんの「全然もうええわ」が面白すぎたな

今更『ゴッドファーザー PARTII』を観た

200分ということでだいぶ身構えたが、いざ観始めてしまうとあっという間。

 

 

前作を超える救われなさ。

ロングピースを200分かけて一箱吸い終えたようなどっとくる胸の重さ。

ヴィトーとマイケルの対比がより強調する。

前作冒頭には見えたマイケルの人間味や溌剌とした印象が今作では毛頭無く、また更に残忍さを増していく。感情が動くにしてもそれは全て負の方向に振れる。

 

ロバートデニーロ、どーよのテルのモノマネのイメージしかなかったから、こんな激シブだと思わなくて面喰らった。勿論役得というのもあると思うけど。あのまま1のヴィトー演じられそう。

 

ヴィトーがチッチオを銃ではなくナイフで殺したのが印象的だった。

 

 

ケイが家を出ていくシーンの、マイケルと無言でカットが何度か切り替わるところ。雄弁は銀沈黙は金という諺を体現している。尤もこのシーンに限らず、ゴッドファーザーでは語らないことの美しさを全面から感じるが。

 

ラスト、兄を殺してから、大写しになるマイケルの眼の黒さ。

 

 

しかしまぁWikipedia見たらお母さんは棺桶に入らんかっただの、ソニー役は前回と同じギャラを要求しただの、ハリウッドの役者さんは我が道を行ってんなぁ。

 

次は『カサブランカ』を観る予定

今更『ファイト・クラブ』を観た

Amazonプライム・ビデオで無料で観られた。

 

映画を観るからには巻き戻しや途中のトイレなどは一切排除し、体調や集中力が万全な状態で臨みたいと機を待っていたらかなり間が空いてしまった。

 

ファイト・クラブは主要人物が少なく、外国人の顔と名前を覚えられない私には大変観やすかった。

 

 

 

 

以下140分観終えての感想。

  

 

 

 

 暴力で満ち満ちた場面と、それを牽引するブラッド・ピット演ずるタイラー・ダーデン。映画を見ている自分自身が奥底に抱える破壊衝動を無意識のうちにタイラーに投影し、主人公のようにタイラーに惹き込まれていった。ブラピが格好良すぎるのもあるんだけど。

 

誰でも大なり小なり物事を無茶苦茶にしたくなる衝動があると思う。それを理性で押さえつけて日々過ごしているわけで、タイラーとの出会いでそれらを徐々に解放する主人公に清々しさを覚えたし、若干の憧憬の念も抱いた。

 

 

 

なーんて考えながら見ていたら、物語終盤のタイラーの正体が明かされる場面。

衝撃と共に、自分の内面を全て見透かされていたかのような展開に気恥ずかしさもあった。

 

てことは、あのただただ破壊衝動をぶちまけたかのようなそれまでの場面も、緻密に伏線を張り巡らせて作られていたのかと、ダブルで衝撃。

チラチラ見えてたサブリミナルの映像にはそういう意味があったのか……だから主人公の名前が出てこないのか……とか。

エンディング後、直ぐにもう一度見返したのは言うまでもない。

 

 

オープニングが格好良い。初見の時から釘付けになる格好良さだったけど、観終えて反芻するとこの映画の世界観を濃縮して映出していると改めて感じる。

 

用心棒、ゴッドファーザーと古い映画を続けて観ていたのでCGの多用やテンポの良さに近代感と親近感を覚えた。とは言ってももう20年前の映画なんだけど。

 

目を覆いたくなる場面が多かったが、ファイト・クラブのきっかけとなる、主人公がタイラーを殴るシーンは思わず「うわぁっ」と情けない声を出してしまった。どう見ても本当に殴ってるようにしか見えなかったから。調べてみたら本当に殴ってたのね…

 

マーラ・シンガー役のヘレナ・ボナム=カーター、現代で言うところの「メンヘラ女」の鬱陶しさと、そういう女に限って妙に醸し出してくる妖艶さを見事に体現していた。調べたら私が過去に見た数少ない映画『英国王のスピーチ』の王妃役だったのか……

 

現時点で私はこの映画はバッドエンドだと考えている。私の中でバッドエンドの傑作と言えば漫画版『デビルマン』一強だったが、この映画もそのうちの一つだろう。

 

 

ブラピかっこよすぎるわ。

何回も観たくなる映画だった。

 

次は『ゴッドファーザー2』を観る予定。

今更『ゴッドファーザー』を観た

宣言通り『ゴッドファーザー』を観た。

アマゾンプライムだとタダで観られるのね。

 

ただでさえ映画を観てこなかったのに、洋画ともなると『ボヘミアン・ラプソディ』を除いたら8年前に観た『英国王のスピーチ』くらいか、観たことあるのは。

外国人の俳優に大変疎いので、登場人物の顔が覚えられるかという些かの不安を抱きながら鑑賞。顔が識別できる海外の俳優、ディカプリオとダニエル・ラドクリフくらいしかいないと思う。

しかし今冷静に考えるとうちの親父はめちゃくちゃ洋画好きで、ホームシアターまで拵えて休みの日はずっと映画観てるような人なのに、何故こうなったのか…

 

 

 

以下177分観終えての感想。

 

 

冒頭の結婚式のシーン除いたらずっと暗澹とした雰囲気。緊張しっ放し。

 

いや、マーロン・ブランドよ。

やっぱ年食った俳優さんは居るだけでも様になるなーと思って観終わったあと調べたら当時48歳て。

昨年文学座アトリエにて『かのような私‐ 或いは斎藤平の一生‐』という作品を観劇し、主演の亀田佳明さんが学生から老年まで演じ切る様子を観てその化け物具合にドン引きしたのだが、ちょっとこれは異常じゃないでしょうか。

 

監督もこの時32歳?

マーロン・ブランドアル・パチーノの眼には観てるこちらの瞬きすらも許さない凄みがあった。

 

出てくる女性がみんな気の毒で不憫で心が痛かった。

ケイもコニーもそうなんだけど特にアポロニアが爆殺されるシーンは見てられなかった。

私個人として殊勝なアポロニアにかなり惹かれていたので、呆気無く吹き飛んでしまったところで思わず声出してしまった。

てか嫌な気持ちになるシーン多い。馬の生首のシーンとか(しかも調べたらアレほんまもんの生首らしいやん)。

 

5発の凶弾にも倒れなかったヴィトーが孫と遊んでいる最中に事切れるところ、震えた。

前回観た『用心棒』もそうだったけど子役が良い芝居してるんだよなぁ。

 

ラストシーン。ケイに

"Is it true?"(あなたが殺したの?)

と訊かれ

"No"と答えたあと。

ケイとハグしているその肩越しに見えるマイケルの眼の据わりっぷり。

ゴッドファーザーとして生きる覚悟を決めた眼。

 

コルレオーネの街並みの景勝っぷり。

人生で一度は訪れたいですね。

 

 

渋すぎました。

 

次は『ファイトクラブ』を観る予定。

今更『用心棒』を観た

私は映画やドラマに全く関心が無い。

本も殆ど読まない。

 

今年人生で初めて、自分の意志で映画館まで足を運んで『ボヘミアン・ラプソディ』を鑑賞したが、兎角そのくらい映画・ドラマに触れずに人生を送ってきた。

 

 

昨晩、大学時代の先輩と二人でご飯を食べた。

先輩は結構な映画好きで、私が映画をほぼ観たことがない旨を伝えると

「てことは数々の名作をこれから初見で味わえるんか。めっちゃ羨ましいなあ」

と仰った。

俄然興味が湧いたので、オススメの作品を何本か教えてもらった。

 

紹介された作品の中から、今日観たのは黒澤明監督の『用心棒』。

 

黒澤明といったら『七人の侍』じゃないのか、と先輩に問うと

「用心棒の三船敏郎が最高に渋い」とのこと。

 

 

以下110分観終えての感想。

 

 

余計な描写のなさ、言い方は悪いが淡々と地味に運ばれる映像にぐっと引き込まれた。

映画のことを全然知らないので憶測でしかないんだけど、こんだけ淡々としてるのって結構異質じゃないのかな。

畢竟するに説明の台詞とか演技の付随動作が付加されればされる程こっちの興味は削がれていくわけで。理想的なのは飛龍伝で筧利夫がやってたみたいな、突っ立ってただただ台詞吐くだけで客が泣く、みたいな「情緒のある棒読み」に通づるものが全編通して感じられる。ひたすらにリアル。映画を知らない人間の勝手なイメージで黒澤明の映画はもっとチャンバラすると思っていたので、序盤の殺陣のシーンの呆気なさも胸に来るものがあった。

しかしまぁ三船敏郎がえげつなくてめちゃくちゃ笑ってしまった。人間すごすぎるものを目の当たりにすると思わず笑ってしまうが、まさにそれ。侘び寂びでいうところの寂びが人の形をして動いているような空気の出方。この時40歳くらいだと思うんだけど現代の40歳の役者さんでこんなことできる人いるんだろうか。画面越しで見ているこちらに唾を飲む隙すら与えない気迫。全シーン通して殺気を纏っていた。

 

三船敏郎に限らず、全役者さんの眼が凄まじい。大部屋俳優を含めて。やっぱり戦争を経験した人達って言葉では言い表せないオーラがあるんだよなぁ。20代の頃の三船敏郎の写真、完全に仕上がってるし。

あと仲代達矢超かっこいい。

あとジャイアント馬場が出てると思ったら別人だった。

最後の藤原釜足演ずる多左衛門が発狂するシーンGood。一番震えた。

良かった。もう素敵。

 

 

次は『ゴッドファーザー』を観る予定。

渋谷バット9 at LOFT9 Shibuya

に行ってきた。

 

f:id:chutoro:20181019004956j:image

f:id:chutoro:20181019005001j:image

日頃の行いが良いので熾烈なチケット競争を勝ち抜き最前列席を獲得。

 

追加席も即完売ということでギチギチの客席を想定して参戦したが意外と良心的なプライベートスペースが確保されていた。

 

 

 1.Aマッソ『痛み』

M-1 3回戦のためネタやり逃げ状態。

写真撮っときゃ良かった。

 

OPMC:フルーツぴ〜ち大将軍

 

 

2.金属バット『10回クイズ』

f:id:chutoro:20181018233800j:image

 

3.フルーツぴ〜ち大将軍『もういくつ寝ると』

f:id:chutoro:20181019005702p:image

 

4.ぶるぼん『きゃっきょうぃい言葉遣い&スーパースター史』

f:id:chutoro:20181018234508j:image 

「大阪芸人呼びたいぞ席」完売につき招聘。

 

5.アイアムアイ『かきあげる』

f:id:chutoro:20181018234622j:image

サビで髪を搔き上げる動作を観客に煽ったものの誰もやらなかった。友保氏に救援要請するも友保氏もやらず。

 

MCトーク

f:id:chutoro:20181018234657j:image
f:id:chutoro:20181018234654j:image

友保氏「最前列のお客さんのお陰でぶるぼんさんが来れたんですよ」

ぶるぼん氏「ありがとうございます(吃音症気味に)」

 

6.カナメストーン『カレー』

f:id:chutoro:20181018234755j:image

初めて観ましたが大変面白かった。M-1 2回戦落ちは合点がいかない。

 

7.だーりんず『島に取り残された男達』

f:id:chutoro:20181018235610j:image

各々が初っ端からトチった為2回もネタをやり直した。

 

f:id:chutoro:20181018235726j:image

↑だーりんずのネタを袖から見る友保氏

 

MCトーク

f:id:chutoro:20181018235819j:image
f:id:chutoro:20181018235825j:image

キングオブコントのシャツを着てトークに臨む小田氏。

 

8.錦鯉『刑務所の慰問&ケーキ屋さん』

f:id:chutoro:20181019010216j:image

 

9.横須賀歌麻呂『魁!!ヤリマン塾』

f:id:chutoro:20181019010306j:image

 

MCトーク

f:id:chutoro:20181019010358j:image
f:id:chutoro:20181019010355j:image

ビールをそれぞれ手に取り乾杯。

f:id:chutoro:20181019010438j:image

↑横須賀氏のエピソードトークが強烈過ぎて小林氏のジョッキが潮を噴くハプニング。

 

10.TEAM近藤『アイドルオーディション』

f:id:chutoro:20181019010559j:image

 

11.サツマカワRPG『ショートコント&深夜3時にリメイクしたショートコント』

f:id:chutoro:20181019010748j:image

 

MCトーク

f:id:chutoro:20181019010820j:image

f:id:chutoro:20181019010843j:image

近藤氏のマネージャーの所為で今年のM-1にTEAMサツマカワは出場出来ないということで、TEAMサツマカワのネタを披露(ネタ時間10秒)。

 

 

ED

f:id:chutoro:20181019011048j:image
f:id:chutoro:20181019011053j:image
f:id:chutoro:20181019011045j:image

ラストはぶるぼん氏の歌ネタで終い。

 

19:30開演の22:30終演。休憩10分。

 

第3回にも期待