街で見掛ける変な漢字5
阪急電鉄の駅構内にて。
雨冠が「両」の字に置換されている。
レタリングのデザイン上の問題なのかな。
看板やロゴなどで雨冠を崩している字形はよく目にするが、「両」の字になっているのは「電」の字だけな気がする。松下電工のロゴにもこの字が用いられていた。
無論、GlyphWikiには余裕で収録してある。
下鴨神社の南側にある河合神社にて。
気になったのは「高靇神」の「靇」の字。普通は「龗」の字を書くので誤植かなーと思ったけど単に異体字だった。
龗は33画と云うこともあり、漢字に少々興味を持った人若しくは厨二病患者なら知っている人が多いと思う。龗は訓読みでオカミと読み、罔象女神(ミヅハノメノカミ)と並ぶ水の神様のことである。上記の高龗神(タカオカミノカミ)は山頂にいる龗を指し、谷間にいる龗は闇龗神(クラオカミノカミ)と呼ぶ。iPhoneなら両方とも変換してくれるから大したもんだぜ。
そういやiPhoneで「しずか」を変換すると
「惺靇」←こんなんが出てくる。なにこれ
看板ではなく手書き。
「様」の略字と思われる。
「称」の禾偏が木偏になった形。
手紙を書く時、カッコつけて宛名に略字を使うと無礼に値するので注意(煽りとしては良いかもしれない)。
「象」の字に注目。口の中の縦棒が多い。
GlyphWikiには像の字で出てきた。
詳細は全く分からず。誰か教えて。
よく見ると「穀」の禾が釆になっている。
いやーしかしこの字は知らんかった